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Column

2024.02.26

企業を支える 『未来会計』

企業が持続的に発展していく上で、『会計』を知ることはとても大切です。今回は、『未来』に視点を置く『未来会計』についてお伝えします。

この記事のポイント
  • 会計の軸足が「過去」から「未来」に変わります。

未来会計とは?

企業が行う経済活動の結果は決算書という形で表されます。これを『会計』という視点から見た場合、決算書を経営に活かすためには財務分析を行い、現状をしっかり把握することがとても大切です。他方、この『会計』の意識(軸足)を未来に向けた経営は『未来会計』と呼ばれています。

未来会計の必要性!

『未来会計』は、従来の会計情報を使って将来の経済活動や事業の見通しを理解し、予測することを目的とした概念です。これは月次試算表や決算書のような過去の経済活動のみに焦点を当てるのではなく、将来の経営戦略や意思決定をサポートすることに焦点を当てていきます。

一言で表現すると、、、
「未来会計とは、経営者の意思決定をサポートし、持続可能な未来を構築するために必要な会計」と言えます。

そして、未来会計は主に次のような側面を持っています。

  • 予測分析
    現在の会計情報を使用して将来の経済活動や財務結果を予測することで、将来の損益およびキャッシュフロー状況について予測が可能になります。
  • 意思決定
    将来の投資や経営戦略を策定する際に、資金状況がどのように推移していくかなど、財務的な側面から意思決定を行うことが可能になります。
  • 軌道修正
    数値計画と実績に差異が生じる場合でも、リアルタイムのデータや情報から将来を再考することにより軌道修正を図ることが可能になります。

≪未来会計:クラウド会計ツール≫

bixid(ビサイド)損益ダイジェスト画面のイメージ
bixid(ビサイド)戦略固定費推移表の画面イメージ

『未来会計』という考え方は、ビジネスの戦略立案や意思決定において、過去のデータだけでなく将来の見通しを含めた情報を活用することで、より効果的な戦略を策定し、事業を持続的な成功に導くための手法として注目されています。
横浜総合事務所では、『未来会計』を通して中小企業の「ビジョン実現」をサポートしております。

社長!!一緒に『未来会計』に取り組んでみませんか?

この記事を執筆したのはです
今井 崇智(Takatoshi Imai)
Team戦略経営支援
マネージャー
税理士・CFP
大学卒業後、会計事務所・航空機部品を扱う商社勤務を経て、2007年に税理士法人横浜総合事務所に入社。以来、「100%真っすぐ誠実に」をモットーとして税務会計をベースに個人事業主・中小企業の経営支援に従事。経営者の「想い」を「見える化」し「実現」していくために経営計画策定支援にも力を入れています。変化の激しい時代においても中小企業の発展のために精進して参ります。
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